2014年09月14日
オーナーの川西です。
2013年1月6日、正月気分も抜けきらぬ、冬休み最後の日曜日。
私は妻と息子を連れて、マージュ西国分寺の影山さんを訪れました。
自分のシェアハウス構想について説明し、影山さんの意見を聞きたかったのです。
そのときの影山さんの印象は今から思うとちょっと厳しいものでした。
自らの実体験に基づく、大家業の厳しさについて、淡々と話す影山さんの表情には
「安易に考えているのなら、やめた方がいいですよ」
というメッセージが込められているように感じました。
やっぱりそうか・・・。素人の自分が手を出していい話ではないかな・・・
自分の構想に浮かれていた私は冷や水をかけられたような気がしました。
そして、ひと通り厳しいお話しが続いた後で影山さんが最後に言った言葉は今でも覚えています。
「大家業は面白いですよ」
影山さんと別れ、1階のクルミドコーヒーでコーヒーを飲みながら考えました。
すべてを業者に任せる楽な道を選ぶべきか、自分の思いを形にする厳しい道を選ぶべきか
くるみ割りを楽しんでいる息子と妻を眺めながら・・・
影山さんから、再び連絡があったのは、それから2週間ほどたってからのことです。
「川西さん もしシェアハウスを建てる気持ちが変わらないならお手伝いさせてください」
「是非ともよろしくお願いします」
2013年1月27日 常盤平の駅で影山さんと再び会い、シェアハウスプロジェクトの企画調査がスタートしました。