2014年10月21日
こんにちは。
こちらのブログには初投稿となります。影山です。
N9.5という会社で
シェアハウスの企画・事業化や、まち暮らし支援事業などに取り組む一方
自らも、東京の西国分寺という場所で
「マージュ西国分寺」という多世代型シェアハウスの運営や
クルミドコーヒーというカフェの経営などもしてします。
先月の、川西さんからの投稿にもありました通り
初めてお会いしてから間もなく2年の月日が流れることになります。
「そのときの影山さんの印象は今から思うとちょっと厳しいものでした。」
はい、そうだったと思います(笑)
お会いする前に送っていただいていた資料に
「コンセプトは社会課題の解決」と書かれていたのです。
もちろん悪意はないことは
十分分かりつつ、ではあったのですが
その他の記述を含め
あたかも住んでくださる方を
自分の思い実現の手段にしているかのような
印象を受けるペーパーだったのです。
住む人は、社会課題の解決のために住むわけではないわけですから。
「ああ、これだから大学の先生は…」という
自分からの勝手な決めつけを含め
最初のやり取りの印象は
決して前向きな気持ちになるものではなかったのです。
ただ、受け取ったメールの中には
こんな表現もありました。
「人と地域と環境に優しい集合住宅を世の中に増やしたいと考えてい
──シェアハウスに、地域の人が集い、
昼間はカフェ、
することなどを考えたりしています。
●
このメールを受け取ってからおよそ2年が経ち
今まさにオープンの日を迎えようとしているそのハウスは
まさに川西さんが、このメールで書かれていたような空間として
立ち上がりつつあります。
本当にピュアにそのことを思い、そのことを願い
まわりの意見にも素直に、貪欲に耳を傾け
さまざまなリスクがあったとしても
途中、多少うまくいかないことがあったとしても
あきらめずに着実に一歩ずつ前に進む。
川西さんは、そういう人でした。
初めてお会いしたときに
いい意味で印象を変えてくださった
そういう川西さんと
この2年間、ご一緒にお仕事できたことを
いま、心から感謝したい気持ちでおります。