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みかんハウスの12面体

dodecahedron1

大人の事情に引っ張られすぎないために

住宅づくりを進めるとなると、どうしても建築上の都合や、収支上の都合に引っ張られる状況が出てきます。そうしたときに常に立ち返れる「原点」を、チームの共通言語にしておこうということで、これらのキーワードを検討しました。
さらにそれを1 2 面体とすることで、チーム会議の度にそれを卓上に置けるようにし、ついついチームが「大人の事情」に引っ張られそうになるときの戒め(?)としても活用しました。常盤平→常緑→柑橘の連想から、色や形も「みかん」のように。
ひとつの面は空白のままで、「未完」となっています。
設計の過程だけでなく、建築の過程、入居の過程、暮らしの過程を通じて、つねに完成することなく、長く育ち続けるハウスになったらいいなの思いを込めています。

2つの前線

森や雑木林の緑の線。
団地や線路の青の線。
互いの境界線にあって
互いをいかし合うシンボルに。

ひとつひとつの幸福感

あなたがあなたらしくあること
あなたがhappyであることを
何よりも大事にしたい。

自然の気持ちよさ

身体の力を抜いて、お日様の暖かさを感じ
自然の風に身を委ねられる
五感に働きかけて、心地よいと感じられる
そんな場所を。


第三のスペース

<私>と<あなた>の間に、第三のスペース。
いかし方によって、可能性の発生源に。
その重なり合いを地域にも。

感応スイッチ

たとえ言葉を交わさなかったとしても
そこに他者がいることや、
そこに世界があることを
身体的に感じ取れるセンサーをオンに。

共創

「すでにあるものに合わせる」ではなく
自ら、共に「つくる」。
関わりの中から立ち上がる。
空間も、ルールも、雰囲気も。


まちに暮らす

「物件に住む」から「まちに暮らす」へ。
自分の間取りをまちに広げよう。

inspiring

自分と異なるものとの
関わり合いから生じる気づき。
触発される刺激には事欠かない暮らし。

波及

ここから起こす波が
また次の波へ。

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みかんハウス