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環境共生ってなんだろう?

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設計担当のStudio PRANA林美樹です。

今まで3回にわたって、みかんハウスの建物としての特徴をお伝えしてきました。

今日は、みかんハウスのテーマのひとつでもある、「環境共生」についてお話したいと思います。

環境共生とはその文字の通り、「環境と共に生きる」ことなのですが、住環境に限定すると、“人と住まいをとりまく「環境」をより良いものにしていくために、地球にやさしく(ローインパクト)、まわりの環境と親しみ(ハイコンタクト)健康で快適であること(ヘルス&アメニティ)という3つの考え方に基づいた住まいづくり(環境共生住宅推進協議会HPより)”と言われています。

言い換えると、地球環境への配慮がされており、周辺環境へ負荷をかけず、健全で心地よいすまいづくりということになります。

そんなこと今の時代なら当たり前、と思われますか?

しかし、そんな住まいはまだまだ少ないのが現実。

みかんハウスは、今までにお話ししたように、木の家であること、自然素材を多用していること、自然の採光、通風を重視したプランニング、周囲住宅と同じような木造2階建てであること、多世代で共に暮らすことなど、全て「環境共生」の考え方にあてはまることがお分かり頂けるかと思います。

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それに加え、みかんハウスは最新の「環境共生設備」も備えています。
大きな屋根を活かして、太陽光発電設備は10kWのパネルを載せています。それに加えて、太陽熱温水器も採用しました。
統計によると日本の住宅では、給湯に最もエネルギ–を使っていることが分かっています。また、太陽エネルギーは熱として使うのが最も効率が良いので、温水器はお勧めです。

もうひとつ、環境を考えたみかんハウスならではのものに、ペレットストーブがあります。
ペレットという木屑を固めた粒を燃料として使用する暖房器具です。

仕組みは、ペレットをタンクに入れておくと、自動的に燃焼室に落ちて来て、燃えるというシンプルなものです。吸気も排気も外部に出した煙突から行います。FFファンヒーターの燃料が木質系ペレットであると考えて頂ければよいでしょう。
薪ストーブは魅力的ですが、薪の調達や準備も大変、都会では煙も心配ですが、ペレットストーブはほとんど煙もでません。
それでいて、薪ストーブのようなゆらぐ炎も楽しむことができます。

みかんハウスでは、冬はこのストーブのまわりがみんなのお気に入りの場所になって、なかなか、部屋に戻りたくないかもしれません。(笑)
こんな風に、暖をシェアすることも、少ないエネルギ–で暮らすことにつながります。ですからシェアする暮らしそのものが、「環境共生的暮らし」であるということが言えるのではないでしょうか。

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賃貸住宅では、事業として考えてしまうとなかなか環境的な配慮にまで予算を組み込めないことが多いものです。しかし、賃貸であっても、誰もが住みたいと思えて、これからの社会にとっても意味のあるものであってほしい、、みかんハウスでは、事業主の川西さんのそういった思想が建物にもしっかりと反映されました。

住環境は、賃貸であろうが、持ち家であろうが、その人の暮らしや生き方、そして健康の基本です。

さあ、地球にも、周囲にも、住む人にも優しいみかんハウスにいらしてみてください。きっと気に入って頂けると思います。

この週末も、オープンハウス開催しています。

photo ©Shuhei Tonami